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のだめカンタービレ 最終楽章 後編評論(20)
でも、千秋とのだめの恋の行方がわくわくしつつも、みんなの成長がよかったです
やっぱ、のだめ最高!!
首を長くして後編を待ち焦がれていました。
そんな待ち焦がれていたご褒美でしょうか。
入口で映画完成記念の
ポストカードと特製ブックレットを頂いてしまいました。
先ほど封を開いたのですが(おせぇよ!)、
う~ん、こりゃファンにはたまりませんな。
宝箱に大切に大切に保管させていただきます(笑顔)
そんな待ち焦がれた面々が
大挙、押しかけたであろう劇場。
使用スクリーンが4つと1つの差こそあれ、
『アリス・イン・ワンダーランド』よりも座席は埋まっていました。
大きなスクリーンがあてがわれていたのに、ほぼ満席!
大きなスクリーンの劇場で、ここまで人がいるのは初めて見ました(驚)
さぁ、あとは後編が始まるのを待つばかりです!!!!
☆彡 ☆彡
完成度は前編のほうが上だと思うけど、
いやぁ、よかったぁ。何度、涙がこぼれたことか(あんた、涙もろすぎ)
〈 音楽は自由に楽しく 〉
〈 最高の演奏を目指し続けよう 〉
〈 楽譜を読め。声が聞える。話しているような気になる 〉
「また見たいね」
「ピアノの音がキレイだった」
上映終了後、周囲では満開の笑顔が咲き乱れ、
上のような、感嘆の声が劇場を包み込んでいました。
でも、前編のときは、同じ映画館で、
上映終了後、歓声が一塊になって上がったんですね。
今回、そこまで行かなかったのは、
やはり、感激はしつつも、期待を、
超えることはできなかった表れかもしれません。
◇ ◇
繰り返しになりますが、
本当に、この日、この瞬間を
待ち焦がれていたので、東宝の
マークがスクリーンに映し出されると
同時にうれしさのあまり鳥肌を立ててしまいました。
前編と比べると
コメディ色が薄くなっていて、
のだめと千秋が、音楽に真正面から向き合い、
音楽とがっぷり組み合い、最高の演奏を目指して格闘し続ける。
まさに集大成にふさわしい
のだめらしからぬ生真面目な人間ドラマの様子を呈していました。
のだめ・千秋カップルを含めた
ふたつのカップルの描きかた、見せかたも秀逸。
もっとたくさん笑うことを期待していたのですが、
良い意味で期待を裏切られたといいますか、心温まるラストに、
笑顔のまま、一筋の涙が、頬を流れ落ちていきました(笑顔&感涙)
☆彡 ☆彡
今までのシリーズからすると
異種と言いますか、人によっては
期待はずれだよと、お怒りになられるかもしれません。
でも、そんな人を、まったく非難する気はありません。
だって、それを承知で、このようなテイストで幕を下ろす選択をしたのだと思いますから。
役者たちからもやりきった感が伝わってきましたが、
観ているお客さま側からも観きった感が伝わってきました。
素敵な素敵な、
本当に素敵な物語をありがとうございました(笑顔&拍手)
今回はじっくりと、2人の恋愛模様に主軸を持って来ている為、主要な脇役陣は前半で大体処理する。後半は2人の恋の行方が…ファンならば「嗚呼!!どうなるんだ〜」と叫けんでしまう位に、やきもきするかも知れない。
でもそこは貴方、あれですがな。
本当にもうじっくり過ぎる程じっくりで。作品中にちょくちょく出現していた謎の学生や、前編の出演者達。オクレール先生はのだめの成長に欠かせないながらも、竹中直人の強引な割り込ませ方等には、やや苦笑してしまった。
基本コメディにしては今回直球恋愛映画と言え、笑いの要素は少ないから、恐らく不評を買うと思うのだが…果たしてどうか。でも個人的には今回の方が遥かに良かったですね。音楽的な見所も多い。
芸術家に限らず、スポーツ選手や一芸に秀でている人とゆうのは、“今日よりも明日”更なる高みを極めて生きる事を宿命付けられている訳で…。
まさに“ゴールの無いマラソンランナー”で有り続けなければならないのでしょうなぁ〜。
(2010年4月20日TOHOシネマズ西新井/スクリーン10)
映画館でも観たんだけど、何回観ても面白いと思います。
一般的にクラッシク音楽はとっつきにくいと思うけど、このシリーズはとても観やすいし、クラッシク音楽入門編にはちょうどいいと思います。