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ヨムトシヌ DEATH COMIC PART2評論(1)
渋谷を舞台にした地縛霊コミックホラー完結編。
PARTIでは突如流れを断ち切る作りになっていたが。この完結編では仲良し3人組の友情を全面に押し出し、強引に作品として成立させる物凄さ(笑)
その為に、PARTIの後半から登場し。この完結編でも結果として、意味の無い登場となる2人のホスト役の男が絡む話等は、ただ単に尺を長くする為だけにしか見えない。
他にも、やはり予想通りに近い(と云うか、はっきりとは描いていない)長澤奈央嬢の存在は、指の爪の長さを見るにつけ…ひょっとしたら、まさかの《外伝》でも作り上げるつもりか?
まぁ何とか“サヤカ”の友情を想う気持ち自体はとても良かったから観ていられたが。色々な事柄が説明不足のまま放り投げっぱなしだからねえ…。
それでも長澤奈央嬢が出るなら意地でも観るつもりだが、あんまりこの程度の内容で引っ張られてもなぁ〜。
大体レイトショーで、上映期間が1週間限定の2話完結作品って…。きっと、まともにお金を払って観に来る観客の事なんかこれっぽっちも考えているとは思えないんだけどねえ。
強引に纏め上げて、結び付けるラストを含めて…。
(2009年4月7日シアターN渋谷/シアター1)