ナンパの定石

『妻が結婚した』（０８）
ソン・イェジンさん目当てで、
韓流シネマフェスティバル２００９にて鑑賞してきました。

いつもはオバサンだらけの
韓流映画祭ですが、今回は、
男性の姿もチラホラと見えました。

絶対、私と同じ目的の人がいたはずです（苦笑）

☆彡　　　　　☆彡

いやぁ、笑わせてもらいました
『ガールスカウト』でフェスティバル上映作品でも
大ハズレがあるんだって、半ば地雷覚悟でしたので、
その反動もあって、余計に大笑いしちゃいました（笑顔）

もうすでにＤＶＤレンタルされています。
だから、ハズレを覚悟していたんですが、
冷静に、考えてみれば逆ですよね。

ＤＶＤレンタルされているけれども
スクリーンで観るに値する、それだけ
面白いと劇場側が判断したから上映された、と
考えるほうが筋道は通っていますからね。まだまだ勉強不足じゃ。

プロのナンパ師同士の話。
男のプロをソン・イルグクさん。
女のプロをソン・イェジンさん。

最初は、それぞれ
別々の人をナンパしているのですが、
ひょんなことからお互いが出会ってしまい、
プロのナンパ師同士の恋愛バトルが勃発し、
そこで起こるドタバタをコミカルに演じる、ハートフル・ラブコメディ。

このバトル、駆け引きに大笑い。
ときに、ＣＧもはさまれますが、それも許せちゃう。

途中から、お互いに相手が
プロのナンパ師だということに気づくんです。

そこからの駆け引きが半端じゃない。
ネタバレにならないように、男女ヒトツずつ書いちゃうと、、、

男は女に仕返しとして、女の仮病に気づかない振りをして病院に連行。
「こんな綺麗な人の腕に注射をしたら痕が残ってしまい大変だ」と
一瞬、女をホッとさせたのち「だからお尻に打ってあげてください」。

女も負けていません。
健康なのに注射を打たれ意識朦朧としながらも、男性が飲むジュースに
心肺を停止させる薬を投入。心肺蘇生の電気ショックを受けさせてしまう。

などなど、
笑わずにはみられない、激しいバトルを展開するのです。

ラストシーンも好きです。
いかにもって、感じの終わりかたでしたから。思わずクスッと笑っちゃいました（笑顔）

☆彡　　　　　☆彡

お目当てのソン･イェジンさん。
相変わらず、かわいい。『妻が結婚した』
同作でもそうでしたが、小悪魔的な役が、とっても似合うんですね。

キュートで、コミカルでユーモラスで、
次に相手をどのように騙そうか思案する表情も、
意地悪さが、ちっとも嫌らしくなく、とてもポップで、
なんともいえない可憐さがあふれていました（笑顔）。

予想外のあたりでした。
笑いと笑顔の耐えない
１００分をありがとうございました。

恋愛のスペシャリスト同士が恋愛をするとどうなるのか?
という設定に興味を持ち借りて観てみた。

鑑賞後かなりがっかりした。
互いに嘘をついてばかりで虚言症にしか見えない。
それに純粋に恋愛を楽しんでいる様子ではない。

オチに関してウヤムヤに終わらせている感じがすごく嫌だ!

コメディーにもほどがある。
ほんと韓国映画って当たり外れがはっきりしてる。でも韓国内ではかなりのヒットらしいが自分ではコメディーでも理解出来ない部分が多かったかな～。気付いたら笑いの部分やったんや～的な。
結局最後までお互いナンパしてまたまた2人に戻って笑いみたいな。ほとんど印象に残らない映画でした。