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テーラー 人生の仕立て屋評論(20)
アテネの中心地で親子でテーラーを営んでいる息子(おっさん)が主人公。客足が遠のき経営のピンチになり、一念発起して、テーラーを屋台で始める。これがうまくいかず、客の要望に合わせてウェディングドレスを作る事にする。
流石に女性物は作ったことが無いので、裁縫の得意な隣の奥さんに手伝ってもらう。これがソコソコ評判が良くて、最後は移動ウェディングドレス屋さんになる。
ただそれだけの映画だった。笑えるところもなく、ハラハラドキドキもなし。
主人公は、悲壮感や熱意など、メンタルを表に出さないので、話しが淡々と進みます。途中、不倫で問題発生かと思ったらスルー。お店が無くなった時も冷静に受け止める。
テーラーのテクニック、センス、経営、愛情、人柄、全てがモヤモヤしっぱなしで共感ゼロ。隣の娘だけが救いでした。
どうやら音に敏感な主人公らしい
ミシンもバイクも日本製で
楽しいドラマかと思ったら、大人チックだったのね
ギリシャの街並みがとても美しい🌅
海も本当に綺麗で、いつか近い将来暮らして見たいなと本気で思いました✨
作品自体は味があってすごく良いです。
でも、いろんな人たちが口を揃えて言う、この作品を見て幸せな気持ちになったり、癒されたりって言うのがちょっとわからなかった。
意地悪な曲がった見方をしてしまったのかな?💦
ニコス(主人公)は優しい。
…が、どこか様子がおかしい。
職人だから少し変わってるだけ?
うーん🤔
不協和音って言うのかな、嫌な音だけが鳴り響くなかでニコスが焦燥するシーン(結構ある)
父親とその友達との会話。
ニコスは少しハンデがある人なんじゃないだろうか?
なんか、そんな風に思ってしまいました。
著名な方の感想を引用させていただくと
谷川俊太郎さん(詩人)「ちょっとリアルで、ちょっとロマンティックで、間抜けのようで素晴らしい!こんな美味しい映画、初めて!」
小堺一機さん「人生毎日テーラーメイド、ウェディングドレスで主人公は何と未来を誓ったのか 自分の人生を初めて採寸した彼の笑顔! しびれた!」
ロマンティックじゃないと思うし、間抜けとかってレベルじゃないんだよな(代金を魚でもらってきたり)
そんな感じなので当然、商売も絶好調とは言えず、しびれるような人生ではないし。
しびれるような笑顔…あったかしら💦笑
アンミカさん(モデル・タレント)「美しいギリシャの青空の下、登場する人々の輝く笑顔に心が温まり幸せな気持ちに!求められるところに人は役割がある。一生懸命取り組めば道は開き人生も仕立て直せる! 心に勇気がもらえる、今の時代に見てほしい作品です!」
篠原ともえさん(デザイナー・アーティスト)「スーツからドレスへと変幻するように、主人公ニコスの人生も華やかに仕立てられてゆく。服で窮地に立たされ、また救ってくれたのも服。縫製の美しいシーンとともに、輝ける生き方を教えてくれる映画!」
ネタバレを気にしながら書いてるからわかりにくいかもやけど、ニコスの人生は華やかでも、輝いてもない。
一生懸命なのは間違いないし、36年間スーツ一筋だった人生から、洋服やウエディングドレスって言う全く新しい一歩を踏み出したニコスはすごいと思う!(50歳でですよ!)
ただ…人生を仕立て直せてはいない。
別に揚げ足を取りたい訳じゃないんですよ😢
本当にそう思ったのか、ただの商業的なレビューなのかはわからないけど、どうしてもツッコミたくなった笑
ニコスの周りの人たちはさ、搾取は言い過ぎかも知れないけど、そう感じるシーンもあって。
あ、ちなみにニコスは優しいだけの人ではないです、欲だってちゃんと持ってる(詳細に描かれてないので本当のところはわからないが)
まとめると、作品の出来栄えはよし⛵✨
幸せや癒しを感じるような映画ではないです。
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良かったら検索してみて下さい🐈✨
がイマイチわからなかった。
彼女のデザインのおかげでウェディングドレス作りがうまく行ったのに、結局最後はどうゆうこと?
お互い落ち着くところに落ち着いたということか?
子供の気持ちは理解できたけどね。
ギリシャ映画初体験でギリシャの文化がよくわからないからオチも理解できないのかな?
エンディングロールでギリシャ系テニス選手と同じ苗字の人がいないか最後まで頑張って探したけど全くヒットせず。
TsitsipasとかKyrgiosとかKokkinakisとかいう姓は稀なのか。それともギリシャの苗字がバラエティに富んでいるのか?
正直、ヒットする要素は無いし、国内配給元の松竹が何故版権を買い取ったのかも分からないくらい地味な作品。
ただ、刺さるモノは無いのだが、全体に流れる空気感が鑑賞後、時間が経つごとにジワジワと心地良さをもたらして来る不思議な作品。
人が幸せの象徴として感じるウェディングドレスが題材というのが良かったのかも。
また、アテネに限らず、こんなやり取りが今日も世界のどこかの街角でなされているのだろう、という日常感も良い。