マッド・ナース
マッド・ナース劇情
猟奇殺人鬼という裏の顔をもつ看護師が魅惑的な肢体で男たちを誘惑し、殺人を繰り返す様を、エロスとバイオレンスをふんだんに盛り込み描いたスリラー。ニューヨークの総合病院に勤める看護師アビゲイルは、献身的な仕事ぶりで表彰されたこともある評判の「白衣の天使」。しかし彼女には、夜な夜な男たちを誘い、猟奇的な殺人を繰り返す快楽殺人鬼という裏の顔があった。バイセクシャルでもあるアビゲイルは、新人看護師のダニーを気に入り、彼女を自分のものにしようと策略をめぐらせる。やがて隠された過去を暴かれてしまったアビゲイルは殺人鬼としての本性を現し、病院を血にまみれた修羅場に変えていく。アビゲイル役は、「エンター・ザ・ボイド」などに出演し、プレイボーイ誌でヌードグラビアなども発表している女優パス・デ・ラ・ウエルタ。
マッド・ナース演員
マッド・ナース劇照
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マッド・ナース評論(20)
もっと（傾倒した）正義感？がと思ったが、猟奇的。
これだともっと宣伝できたのに・・・・
しかし、準主役が鼻につく・・・
下劣な題材を得意にしているポール・ヴァーホーヴェンに撮らせても良かったかなって思う。
「シリアルママ」のキャスリン・ターナーがチョイ出していたのが笑えた。
愛する人の裏切りからひとりぼっちで生きてきた女性が世直しをしながら、自分のできる限りを尽くして愛を探すという二面性が面白かったです。アダルトチルドレンな部分も表現されており、ぶっ飛んでるのにリアルに感じる場面が多いと感じました。劇中で彼女がsexした相手が同僚(女)と刑事だけということからも終盤の刑事との会話が本心で、本当に愛した人とだけするのよ、という妖艶な見た目からは理解できない内面もおもしろい。最後の殺戮も裏切りは許さないという幼少からの彼女の信念からなのかな。世直しを続けながらも愛を探す彼女のジレンマは見ていて面白かったです。ユニークな死に方も多くてクスっときます。3D作品っぽい演出も多くて3Dだったら別の楽しみ方もあったかなぁと思いました。原題に3Dって入ってるから向こうだと3Dだったのかな。
個人的には正義の味方を貫いて最後までハンターを続けていってほしかったなぁ。つらい過去から駄々こねる子供のまま大人になっちゃったってのは理解できるけど最初の頃のかっこよさがほとんど無くなっちゃったのはみててちょっと悲しかった。
この一文で想起される内容を無難に手堅く提示。
想定を1㍉も超えてきませんが、その手堅さに誠実さを感じます。
主人公アビゲイルを演じるパス・デ・ラ・ウエルタも良かった。
初登場シーンで顔が男前過ぎないか、美…人？か？なんて違和感を覚えましたが。
中盤以降はその漢顔から醸し出されるドギツさにグッときました。
上映時間84分も丁度良い。
ダラダラとせず弾切れ前にサクッと幕引き。
観る側が「この作品、もしかして面白くないのでは」なんて我に返る前に逃げ切る。
その手際の良さに一種の爽快感すらありました。
想定を1㍉も超えないが無難で手堅い本作。
こういう作品を他人に勧めるのが一番難しい。
こういう作品こそ殆ど前知識を入れず映画館で偶発的な出会う作品なのかもしれません。
兎にも角にも無難で手堅い。
オススメです。
誘い出した浮気男をくわえて大腿動脈を切る・・・失血死する寸前に屋上から突き落とすという冒頭の残虐シーン。
ダニーの父親である精神科医ラリーの患者となったアビー。次の診療の前に彼を誘い車の中で筋弛緩剤を注射して事故を引き起こさせる・・・残虐。恋人のいるダニーに嫉妬にも似た恋愛感情を持ったせいか、ダニーにたいしては次々と罠を仕掛けるアビー。ダニーはアビーの過去をも調べて、幼少期に人を殺して養護施設に保護されたサラ・プライスであるとわかる。
終盤には病院内で次々と人殺しを。もう殺すことに快感を覚えているような映像にはゾッとさせられる。こうなったら止まらない。刑事に捕まりそうにもなるが、アパートの隣人ジャレットが助けてしまう・・・(笑)
終わったかと思ったら、次なるターゲットの病院に成りすましで就職エンディング。こわいわ！