突然炎のごとく(1994)
プロット
日本
10月15日 1994 台灣上映
炎のごとく
プロット
フランス
01月01日 1900 台灣上映
炎のごとく(1981)
プロット
日本
05月09日 1981 台灣上映
鳩のごとく 蛇のごとく 斜陽
プロット
日本
11月04日 2022 台灣上映
マドンナのごとく
プロット
日本
12月22日 1990 台灣上映
刺青 匂ひ月のごとく
プロット
日本
06月27日 2009 台灣上映
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突然炎のごとく(1961)評論(11)
ストーリー: 85
キャスト: 75
演出: 85
ビジュアル: 60
音楽: 65
現代の社会の常識から見れば奇妙にも見える友情と愛情を中心に描きながら、三人の男女の三角関係を綴っていく。
彼女は既存の価値観などに支配されない。一人の男を愛し結婚し子供を生み育てるのが女の幸せなどと誰が決めたの?とばかりに、自分の思うがままに人を愛し、思うがままに行動する。そんな彼女を愛した男たちは、とても自分の理想とする男女関係などを構築できないことを知りつつも、それでも彼女を見捨てることなど簡単に出来はしないのだ。
そのような価値観を映画の中心に置くことで、この映画が新たな風を社会にもたらしているように思える。実際は1960年代に作られた第一次世界大戦前後の時代設定の映画なので、新しいわけではない。映像も白黒だし音楽も時代を感じる。だが社会から解放された自己の自由の確立を物語っているようにも感じる。それを途中途中で小説のように述べたり手紙の交換をしていくことで、ただの好き勝手に生きる社会の逸脱者で無教養な若者たちの話ではない、心理描写も含めたちょっと格調高い作品になっている。そしてそんな彼らだからこそこのような結末になるのだろうとも思う。
内容が内容だけに、イライラするけど、映画全体としては重くなりすぎないように、テンポを意識されていてコメディっぽい演出もされてる所が新鮮。邦画のあのドロドロだけでカラダが重くなるような感じがない。
因みに、監督が邦題を知って激怒したという逸話が妙に頭に残っている。曰く、「この映画はジュールとジムなんだ!!
決して、突然炎のごとくじゃないんだ!!」との事。観客からしてみれば、想像力を刺激する絶妙なタイトルだと思うけどね。
迷惑な女には近づかないのが一番としか思えない話だった。それでも好きになってしまったらどうしようもないけど、人生がめちゃくちゃになってしまう。それもまた人生と思えるならいいのかもしれない。ただ、オレには自分のことしか考えていないクズ女としか思えなかった。フランスは性に寛容だそうだけど、こういうことなのだろうか。
何より腹立たしいのは娘を全然かわいがっていないところで、母親であることよりも女を優先させすぎにもほどがある。急に部屋の鍵を掛けて銃を向けてきた時はどうしたことかと思った。完全にやばいやつだ。
けっこう退屈でちょっとウトウトした。