枯れ葉劇情

フィンランドの名匠アキ・カウリスマキが5年ぶりにメガホンをとり、孤独を抱えながら生きる男女が、かけがえのないパートナーを見つけようとする姿を描いたラブストーリー。カウリスマキ監督による「パラダイスの夕暮れ」「真夜中の虹」「マッチ工場の少女」の労働者3部作に連なる4作目で、厳しい生活の中でも生きる喜びと誇りを失わずにいる労働者たちの日常をまっすぐに映し出す。フィンランドの首都ヘルシンキ。理不尽な理由で失業したアンサと、酒に溺れながらも工事現場で働くホラッパは、カラオケバーで出会い、互いの名前も知らないままひかれ合う。しかし不運な偶然と過酷な現実が、2人をささやかな幸福から遠ざけてしまう。「TOVE トーベ」のアルマ・ポウスティがアンサ、「アンノウン・ソルジャー
英雄なき戦場」のユッシ・バタネンがホラッパを演じ、「街のあかり」のヤンネ・フーティアイネン、「希望のかなた」のヌップ・コイブが共演。2023年・第76回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞。

枯れ葉演員

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枯れ葉評論(20)

Annrtodutdsue
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フィンランド映画。Filmarksで「映画製作国」で検索してみると上位はほぼアキ・カウリスマキ監督作品。私自身も鑑賞済みはほぼ同監督作品です。とは言え、きちんと映画館で観たことがあるのは17年公開の『希望のかなた』だけ。当時の私は今ほど多くの映画を観ていなかったことと、その年も12月の公開で疲れも相まって、その地味な作品性に眠気との戦いながら観ていたことが思い出されます。そしてその後、コツコツと配信サービスなどでカウリスマキ監督作品を観進めていくうちに、作品を通して見えるフィンランド人の内に秘めた感情と、時折見せる味わい深いユーモアを感じ取れるようになりました。
本作『枯れ葉』についても映画館で予告編を見て気にはしていたものの、ここ最近の仕事の忙しさにかまけて「映画館じゃなくても…」と候補からは外していたのですが、全く無視することも出来ずに映画レビューサイトを確認すると思いのほか高評価。
昨日(23日・土曜)はうずうずとしながらも、朝、不意に入った海外からのチャット。先週後半に引っかかった案件に対する内容だし、月曜はクリスマスだし、ついつい返信したり関係者へ転送したりしているうちに午前中回に間に合わずで断念。したものの、さすがに本日日曜は予定がなかったので、意を決して(重い腰を上げて?)角川シネマ有楽町へ参戦です。公開館数の少なさもありますが、まぁまぁの客入りでした。
いつもの如く長い前置きになっていますが、
結論から言うと、悪くない、が観る人は選ぶかもしれません。若い方にはちょっと解りにくい「共感」こそがこの作品、ひいてはカウリスマキ監督作品の醍醐味なのかな、と。(わかった風なことを言っていますがw)
本作、81分と長編映画としては短い尺ですが、そもそも大きな展開はありません。「あるとき二人の男女が出会い、意識しあい、度々すれ違うようになってついに声をかけ、そして…」という、言ってしまえば在り来たりな話です。こう書いてしまうと「じゃぁ退屈なのか」と思われそうですが、いやいや、やはり味わい深い。
特に、50過ぎで独り身の私からしたら、これくらい微炭酸程度の刺激だからこそ心地よく、何気なく自分を重ねて顧みてしまいます。そしてまた、映画の中のミニマルな生活に「ないものねだり」とわかってながらも妙に惹かれてしまう感じもあります。低賃金でやりたくもない仕事を、ただただ生活のためと毎日通い、にもかかわらず理不尽を受ける。また、ラジオをつければ隣国ロシアによるウクライナ侵攻で多くの一般人の死を報じるニュースばかりが続く。くさくさするけど大した娯楽もないから飲みに行く。そんなとき、俄かに「運命」を感じさせる異性が現れたら、そりゃ歳相応にではあっても「浮つく気持ち」は痛いほど伝わってきます。
ただ、こんな風に書くと否定的に聞こえるかもしれませんが、私にとってはカウリスマキ監督作品はむしろ「配信」で観た方がしっくりくるのかもしれません。なんだか、家で一人でヘッドフォンして観ている方が、作品の登場人物たちに近づけてる気がするのです。お解りとは思いますが、あくまで個人的な意見。ただ、久しぶりに「こんな恋、素敵だな」と素直に感じたという「正直な感想」も書き添えて終わりします。
Lcateiscopllce
Lcateiscopllce
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セリフでなく、カメラに喋らせる展開

まるで、絵画のようなショット。

まずは、対象物にカメラをあてる。

しばしの沈黙。

その後にセリフが続く。

このパターンで、物語はながれてゆく。

まるで、ゆったりとした川の流れのように。

沈黙のショットは、まるで行間の想像力をかきたてるように。

計算された表現だろうか。

この連続が、どくとくの映像美と展開を生む。

フィンランドという、極東の私達には、縁遠い世界を見せてくれる。

下層階級に生きる、中年男女

男は、肉体労働者。

高等教育は、受けていないようで。

肉体労働に。

アルコール中毒。

酒なしでは、生きて行けない、仕事中だろうと。

それが原因で、失業したりもする。

本人は、酒をあおるのは、うつのせいだと。

多分本当なのだろな。

起用でもなく、社会の底辺でうごめきながら、なんとか日々を過ごしている。

そんな感じが、伝わってくる。

女は、非正規労働者。

スーパーを些細なことで解雇になったり。

その後は、肉体労働で、つつましく生きる。

生きる歓び

この映画のテーマだろうか。

大げさな言い方だけど。

物語は、至ってシンプルで。

二人共、人生の野望とか無縁にみえる。

そんなことより日々の生活を送ることで、手一杯。

もう、夢を追いかけるには、二人共歳を取りすぎたのか。

そのあたりは、よくわからない。

ただ、ひたむきに生きる二人の姿は、けなげだ。

そう、人生は生きるだけでも大変。

そんな言葉が聞こえてきそうな作品。

そんな二人の恋は実るのだろうか。

映画館でお確かめください。

年末の忙しさ、新年をどう迎えようか。

そんな時期にピッタリの作品。
Xmskhinpogs
Xmskhinpogs
観始めてすぐに、アンサ(アルマ・ポウスティ)の働くスーパーマーケットの場面で、2019年にBunkamura ル・シネマで観たドイツ映画「希望の灯り」を思い出していた。
既視感ってやつである。
アルマ・ポウスティの2020年のTOVE/トーベは見逃している。残念!
女優さんもちょっと似た雰囲気のような気がした。サンドラ・フラーとアルマ・ポウスティ。全然似てないとも言えないような。だって、どっちにせよ実際の彼女らに会ったわけではないのだから。所詮、私の脳内妄想の世界なのだから。
アキ・カウリスマキ作品名には希望のかなた(2017)、街のあかり(2006)があるから題名も余計にまぎらわしい。

竹田の子守唄が二番目の劇伴に流れた。
アキ・カウリスマキ監督は小津安二郎などの日本映画好きらしい。鋳物工場はキューポラのある街か。第15回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品された浦山桐郎作品も当然観ているだろう。

ウイスキーボトルをいつも上着の裏ポケットに忍ばせ、ビールをチェイサーにウオッカをカパカパ呑むホラッパ。
ユッシ・バタネンの老けメイク。
ちょっとトニー・レオン似のいい感じだった。
おいらもすっかり"枯れ葉"になっちまった。(すっかり酔ってる)
このどうしようもないせつない感じは若い奴らにはわかるまい。
(完全に酔ってる)
禁酒しよう。キセキはおこる。

第76回カンヌ国際映画祭の審査員特別賞作品。
パルムドールはアナトミー・オブ・ア・フォール。
来年2月日本公開。
主演女優はなんとザンドラ・フラー。
グランプリはゾーン・オブ・インタレスト。
主演女優はこちらもザンドラ・フラー。
私の既視感(脳内妄想)もなかなかすごいかも。
これはキセキといってもいいだろう。
恐ろしいぐらいだ。
ガラス玉を買って、インチキ占い師でもはじめようかな。

第76回カンヌ国際映画祭男優賞の役所広司のパーフェクトデイズは明日から公開。
(番宣してどうするんだよ)
Uirmademmw
Uirmademmw
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スーパーで働くアンサと建設現場で働くアル中のホラッパ。
決して豊かとはいえない生活を送っている二人は、ある夜カラオケバーで知り合いお互いに惹かれるものを感じる。
しかし二人は視線を交わすだけだ。
その後、アンサは廃棄予定の食料品を持ち帰ろうとしたところを見咎められ、理不尽にも解雇を言い渡される。
新しく始めた皿洗いの仕事も、店主が違法薬物の売買によって逮捕されてしまったことであっという間に失ってしまう。
そんな彼女をたまたま現場に居合わせたホラッパはカフェに誘う。
彼はコーヒーをご馳走した後に、彼女を映画館に連れて行く。
作品はジャームッシュの『デッドドントダイ』。
映画館から出てきた二人組の男は「ロベッソンの『田舎司祭の日記』を思わせる」「いや、ゴダールの『はなればなれに』だ」と謎の言葉を交わす。
アンサはホラッパに電話番号を書いたメモを渡す。
しかしホラッパはそのメモをすぐに失くしてしまう。
お互いに名前も仕事も住んでいる場所も知らない。
ホラッパは映画館でアンサを待ち続けるが、お互いにニアミスをするばかりで出会えない。
そうこうしているうちに、ホラッパは現場で怪我をした際にアルコール検査で引っかかってしまい解雇を言い渡される。
それでも映画館で粘り強く待ち続けたホラッパはアンサと感動的な再会を果たす。アンサはホラッパをディナーに招待するが、彼がアル中だと分かった途端に二人の関係は途絶えてしまう。
そしてアルコールを断つことの出来ないホラッパは新しく始めた仕事も失ってしまうのだった。
これもカウリスマキ監督の敗者三部作の延長線上に位置する作品なのだろうか。
美男美女は出ないし、エネルギッシュな若さもないし、相変わらず登場人物はポーカーフェイスばかり。
労働者に対して無慈悲な社会を描いた辛辣な作品でもあり、決して明るい内容ではないのだが、ユーモラスな会話のセンスもあり、観ていて思わず心がほぐされてしまう映画でもあった。
カウリスマキ監督のコメディセンスはより研ぎ澄まされたようにも感じる。
どうしてもアンサを忘れられないホラッパはついに断酒を決意する。
そんな簡単にアルコールは断てないだろうが、とにかく彼は電話でその決意をアンサに伝える。
ホラッパを忘れられないのはアンサも同じで、彼女はすぐに会いに来てと彼に返事をする。
しかし彼女の家に向かう途中で、ホラッパはトラムに轢かれて意識不明状態になってしまう。
病院のベッドで眠り続ける彼の隣で、一方的に喋り続けるアンサの姿が、シリアスな状況ながらとても滑稽だ。
やがてホラッパは目を覚ます。
ラストに公園を歩くアンサとホラッパ、そして彼女が殺処分寸前で救った愛犬のチャップリンの姿に心が暖まった。
ここで描かれるドラマは決して明るくはない。
しかしそれでも彼らはハッピーエンドを迎えることが出来た。
一方、劇中で何度もラジオが伝えるロシアとウクライナの戦争は未だに続いている。
どれだけ生活が苦しくても、人と人とが殺し合う戦争に比べればきっとずっと幸せなことなのだろう。
相変わらず劇中に流れる音楽のセンスも素晴らしかった。
Esouesirus
Esouesirus
【12.19✩⃛初回観賞】 評価:-
【12.24✩⃛2度目観賞】 評価:3.5

玄関開けたら2分でラジオ📻
今時ラジオ?でもそれがアンサっぽくてなんか良い✨
フィンランドのカラオケは司会のおばちゃん付き🎶なんならもっとノセてくれたらいいのにw

恋する気持ちに浮かれる人と、ラジオから聞こえてくる哀しいニュース。
愛する人が意識不明の病院から帰る電車内の後方座席でイチャつくカップル。
世の中ってそんな陰と陽の絶妙なバランスで成り立ってる🌞

『キートス』ってフィン語の『ありがとう』なんだね💜マウステテュトットの作中歌も可愛い❤ ❤ ❤

°====°=====°=====°=====°====°

ごめんなさい!
気付けば9割方寝ちゃってました!!
でも決して映画がつまらないから、ということではなく睡眠不足に起因するものです!!!

作品に罪はないのと、レビュアーさん達の評価が高いのでやっぱり気になるのと、観ていた1割でもとにかくワンコが可愛かったので、今回は星無し無評価として近々もう一度リベンジ試みます🙏

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