「おんなのこきらい」やテレビドラマ「オールドファッションカップケーキ」で注目を集める加藤綾佳が監督・脚本を手がけ、互いを知らない男女が東京近郊を舞台に織りなす3日間の旅をつづったロードムービー。ある夜、会社員の柳進一は相当な量の酒を飲まされ、最終電車の終着駅で目を覚ます。手元には財布も携帯電話も見当たらず、ポケットの中にはわずかな小銭と顔も覚えていないホステス・えりなの名刺だけが入っていた。翌朝、進一がホテルで目覚めると、近くにはえりなと思われる女性の姿があった。えりなは進一を助けた代わりに、3日間、人捜しを手伝ってほしいと話す。半ば脅されるようにえりなに従うことになった進一は、どこへ向かうのかも知らされないまま、彼女と一緒に旅に出る。「わかりません」の木原勝利が主人公・進一、「ベイビーわるきゅーれ」の秋谷百音がヒロイン・えりなを演じる。
東京遭難評論(3)
二人の関係、とても良かったです。
ラストも良かったです。
接待の席で飲まされて、気づけば終電終着駅で、カバンも財布も携帯も無く、あるのは飲み屋のおねーちゃんの名刺と十数円という状況下、名刺に記された番号に電話して助けを求めて巻き起こっていくストーリー。
頼まれて…というか脅されて!?w理由もわからず運転させられ三浦からGO WESTなわけだけど、そんなんでみつかる訳は…ああなるほどね。
絶望的なシリアスさがある作品訳ではないし、コメディ要素とまでは言わないけれど、もうちょい楽しげな感じというかコミカルさというか、そんなものがあった方が抑揚があって良いのじゃないかと…。
決してつまらなくはないし言いたいことはわかるけれど、92分という尺の割にはかなり長く感じた。
主人公、ヒロインは何をしたかったのか?
ヒロインは夜に歩いて見つけた見ず知らずの人間に声をかけたのか?意味不明。これを五歳のときの誘拐と結びつけようともしないシナリオが幼稚すぎる。
高校教師のトラウマとか上辺だけの演出で飽きる。三時間ぐらいの作品かと思う。
感情移入がまず誰にも出来ない。ご都合の出会い、成長も退化もしない、全く持って面白みがない。
演出やシナリオのアラを隠すためのなんちゃって画質の荒れ方など素人考えで見え見え。
年末にワースト決まる作品観た気がする。