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THE GUILTY ギルティ評論(2)
Emily: Joe. No, why? Why? Was it snakes?
Joe: Yeah. Yes, it was snakes. Just...
このダイアログは何のことかわからないかもしれないけど、結構スレッドの中では重要なものとなっている。 出来たら理解してほしい。
Emily(only her voice on the answering machine): This is Emily
LIGHTON. I can't come to the phone right now. So... アンサー・マシーンにエミリーの録音している声に彼女の子供の笑い声が重なる... 度々、ことあるごとに登場し映画に哀しみを誘う。
同名デンマーク作品に映画の首都ハリウッドならではのデコレーション・ケーキへと改変している本作『THE GUILTY ギルティ』... 言うなれば、過美に話を加味した映画となっていて、しかも肝心な部分でこの映画はしてはならない改変をしでかしている。しかし、別の視点からすると、この方が見やすいし、一般的な人に対しての普遍的な安心感は映画のシナリオを受け入れやすいものにしているとも言えるかもしれない。なんだかこれだけでは?
ジェイク・ギレンホールはいい役者さんだと思う。けれど、その良さがかえって映画の質を落とし、緊急に対応し、冷静で的確な判断を要するオペレーターという職には就かない方がいいかもしれない。あまりにも感情失禁をし過ぎているために...
それと基となったデンマーク映画では受話器の向こう側にもう一つのリアルなドラマがあると思えるほど実感できた映画作りがされていたけれども本作では、ギレンホールに邪魔をされてか、私感で失礼するけどエミリーの娘のアビーの声を今年8才になったクリスチアナ・モントーヤという女優さんが演じていたのに、あまりにもはっきりと話していることで大人の人が吹き替えていると思ったほどで、そのことから、あざとさが目立つ作られた演出感が気になってしまってもいる。
ただ、前作を知らなければ、結構一般受けする映画には間違いがない甘っちょろい改変をした、メロドラマ映画と言えるかもしれない。
この映画の終わり方では、なぜジョーがあしたのジョーならぬ、明日の聴聞会で真実を告白する気になったのかが、いまいちぼやけてしまっている。見る分には安心し、カタルシスも味わえて映画館を後にできるけれども!?
失礼、ファンの皆様 アリガトー(ᴗ͈ˬᴗ͈)💗
電話による会話が9割なので一人芝居に近いものがありました。
延々と続くサスペンスに神経がすり減る事必至です。
先日アイ・フィール・プリティで見たばかりの
エイドリアン・マルティネスが出てました。
とても個性的でなんだか好きな役者さんです。