搜索ケン・ウォーレス的結果,共75筆,(花費0.001446秒).

用戶 emqixvc家族を想うとき 的評價.

3 years ago
原題の"Sorry We Missed You"は宅配業者の不在票の文言からとられていて、「あいにくご不在でした」といった意味。日本の事務的な不在票より人間味を感じさせるフレーズだが、宅配の文脈を離れるなら「あなたがいなくて残念」ともとれる。家族と一緒に過ごし幸せになりたい、しかしそんなささやかな夢のために働くことが逆に家族との時間を奪っていく…という、現代...

用戶 pmwgavq家族を想うとき 的評價.

3 years ago
ケン・ローチ映画では登場人物の誰もが幸せになりたいと願い、努力する。しかし、幸せは近づくどころか、遠のいているようにさえ思える。次第に笑顔も消えていく。これを「うまくやらなかった本人のせい」と片付けることもできるだろうが、ローチはそうはしない。システムそのものがおかしいのではないか、と社会全体に痛烈な疑問を投げかけるのだ。 本作で「フリーランス」が描かれる...

用戶 wjxirww男たちの挽歌 II 的評價.

3 years ago
前作からさらにスケールアップ!一作目は堅気になりたくてもこれを邪魔する渡世の義理が重くのしかかっていた。 二作目はそうしたものから少し解放されて、もうすこし単純な復讐劇に仕立ててある。そしてアクションは、ニューヨークロケも含めてより洗練されている。階段落ちの2丁拳銃こそはジョン・ウーの拳銃アクションの到達点ではないだろうか。 そして、クライマックスの銃撃戦は...

用戶 Mpsngskhixoデトロイト 的評價.

2 years ago
一応、事実的なことを最初に記しておくと、この事件は裁判では無罪となっていて、真相がハッキリしたわけではない。ただ、状況証拠と証言からして限りなく黒に近いだろうということだけしか言えない。ビグロー監督は、事件の詳細な記録を調査し、空白の時間を想像力で補って映像化している。 しかしながら、当時のデトロイトの白人警官の横暴は事実であり、こうした凄惨な事件が起きて...
1 year ago
エシー・デイヴィスと言えばとにかくパワフルな母親像が目に浮かぶ。観る者の心にいつも確実に、キャラクターの”生きた証”を刻む彼女。その持ち味は本作でも冒頭から全開だ。車の窓拭きで小銭を稼ぐこのヒロインは何者なのか。なぜこのような境遇に身を置くのか。カメラは彼女に渦巻く爆発的エネルギーと共に、自身の抱えた事情、脆さや危うさ、さらにはニュージーランドの深刻な住宅事...

用戶 Ctctkelolhicオットーという男 的評價.

1 year ago
孤高の老人が、周りの無原罪にも思えるピュアな人々(子供や移民家族)と出会うことによって化学反応をおこし、心が溶けてゆくモチーフ。ある意味『クリスマス・キャロル』以来のしゃぶり尽くされたテーマであり、あとは演じる老人の役者の存在感次第となる。逆に功成り名遂げたベテラン名優の「ご馳走」役なのかもしれない。 思いつくままに挙げると、『グラン・トリノ』(2008年)...
3 years ago
「時かけ」などと略してしまうと落語の「時そば」を思い出す方も多いようですが、映画『UDON』に対抗して「時かけそば」なんてのを発売すれば売れるのかもしれないなどと考えながら鑑賞していたら、居眠りしてしまった主人公紺野真琴の数学の小テストが“解きかけ”であることに気づいてしまった。結果9点。 最初にこのタイムパラドクスの名作に知り合ったのはNHKの連続TVド...
3 years ago
20世紀の懐かしさを詰め込んだ施設「20世紀博」に心を囚われ、童心に帰ってしまったひろしとみさえを始めとしたその他大勢のオトナたちを救うために立ち上がったしんのすけら春日部防衛隊と20世紀の匂いを現代に蔓延させる計画を企てるイエスタデイワンスモアとの戦いを描いた、クレヨンしんちゃん劇場版シリーズ9作目かつ個人的クレしん歴代最高傑作にあたる作品。 前作「嵐を...
4 months ago
ネタバレ! クリックして本文を読む バリー・アブリッチ 監督による2020年製作(81分)のカナダ映画。原題:Oscar Peterson: Black + White。 オスカー・ピーターソンのジャズピアノ演奏は、ソロを除いて、大好きだと思っていたのだが、この映画の演奏は今一つに感じてしまった。好きなのはスタンダード曲の演奏で、この映画で多く取り上げられ...
3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 作画もきれい、世界観も素晴らしい、ストーリーも良い。こんな良い映画だったとは…!! 前回観た時はしんのすけ視点だったのに、アラサーになって改めて観たら完全にひろしやみさえ視点で観ている自分に気づく。 ひろしが大人の自分の足の匂いをかぎながら子どもの頃を思い出して涙するところにもう泣く。 「つまらない人生だ」、そうじゃな...

用戶 xvcurhクローズZERO 的評價.

3 years ago
鈴蘭最強を目指す事イコール組の跡目みたいな話になった時はどんなチンピラストーリーかと心配したが、ギャグも絡めた流れで程ほどに原作キャラを絡めた展開は原作と違うと怒られるほどではないと思う。 バカな男たちの品の無さとか情けなさ、含めていけない奴等ではあるが楽しくなってくる。 漫画では描かれなかった組織が形になっていく部分も実写化したらあんな感じなのか?みた...

用戶 snahqvv家族を想うとき 的評價.

3 years ago
《ルール》雁字搦め、これでいいのか。最愛の家族のために働いてる筈が、家族に会えないなんて、家族のための時間も取れないなんて本末転倒。こんな救い無く忙しない世の中に誰がしたんだ。英国発社会派監督ケン・ローチ作品は救いない程追い込んだ上でやたらめったらエモーショナルにしたがる傾向がある気がしていたけど、本作のそれは個人的に鼻につく(←本作鑑賞が遅くなった一因)こ...
3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 国民的アニメ『クレヨンしんちゃん』の劇場版第9作。 大人たちを洗脳し、オトナだけの帝国を築くことを企む組織「イエスタディ・ワンスモア」の野望を打ち砕くため、しんのすけたちが立ち向かう。 『クレヨンしんちゃん』シリーズ最高傑作とも名高い本作を初視聴。 2001年公開。ひろしの様に子供時代に万博に参加した人は35〜40歳く...
3 years ago
70年の大阪万博には行けなかったという苦い経験。しかしテレビっ子であったため、ウルトラマンや魔法使いサリーなんてすぐに溶け込んでしまう。夕日銀座なる町並が『ALWAYS三丁目の夕日』の大ヒットに繋がったんではないかと思えるほどだし、今年のレトロブームはこのアニメ映画の影響だったのかもしれない。 「明日の朝迎えにいきます」という台詞だけ残した20世紀博のテレ...
3 years ago
イジメの対象が変わってしばらくすると、父親がクジラの写真を撮りに行って海で亡くなってしまう。沖縄に着いて、「家出してきたんか?」と親切なおばさん吉田さよ(大城美佐子)に声をかけられ、彼女に家にお世話になるひろみ。しかし、ひろみはアキと名乗り、中学生なのに16歳と偽って住民と接することに。ホスピスに働く母親を見つけ、ダイバーのケンもすぐに見つかる。しかし、心に...

用戶 ndeqpeサランドラ 的評價.

3 years ago
今年のカリコレの旧作上映で、まずは「サランドラ」を見てきました。 本作品、公開当時(高校1年生ぐらいだったかな)見てきた私の友人から凄い酷評だったので、見に行かず、今日までになっていたので、今回、初見と言う事で見てきました。 まず、「エルム街の悪夢」などのウェス・クレイヴン監督のほぼデビュー作品に近い映画であり、よくある低予算のB級以下のホラー作品、この...

用戶 gwyixs家族を想うとき 的評價.

3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 映画「家族を想うとき」(ケン・ローチ監督)から。 原題「Sorry We Missed You」は、字幕では「不在連絡票」と訳され 邦題「家族を想うとき」となかなかうまくつながらなかったが、 日本「万引き家族」「韓国「パラサイト 半地下の家族」に近い感覚を 持ちながら、観終わった。 共通しているのは、どの国の家族も「ハッピ...

用戶 orswsnリチャード・ジュエル 的評價.

3 years ago
またイーストウッドの実録モノかと見逃した作品でしたけど、やはり劇場で観ておけば良かったと後悔しました。彼の実録モノの中では個人的に一番面白かったかも知れない。 今回は“真実の正義”についての内容でありテーマだったので、今現在の問題でもあるSNSなどでの大衆誘導型の“正義を纏った下劣な行為”などとも共通して凄く興味深く鑑賞出来た。 特に本作の場合それがFBIで...

用戶 cjhlim男たちの大和 YAMATO 的評價.

3 years ago
8/9、長崎に原爆が投下された日に観賞しました。 戦争物はどちらかといえば苦手なので、話題作ながらもずっと通り過ごしてきました。 思ったよりも地味な感じで、戦争を決して美化するものでもなく、わりと、ぐいぐいと物語が自分の中に入ってきました。 途中、ナレーションがあったり、時系列の説明が入ったり、実写のドキュメンタリーの映像が挿入されたりで、勉強にもなりまし...

用戶 ndeqpe誰かが私にキスをした 的評價.

3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 邦画でありながら程遠い映画ほど辛いものはない^^; まぁ…監督さんがガイジンさんですから(爆)という点を 差し引いても違和感ありまくりの作品展開。なぜ今作を 日本という設定で撮らなければいけなかったのかしら(爆) 「誰かが私にキスをした」というよりも… 「誰かが映画でミスをした」 の方がタイトル的にバッチリじゃないかと…...