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座頭市喧嘩太鼓 プロット 日本 12月28日 1968 台灣上映
座頭市兇状旅 プロット 日本 08月10日 1963 台灣上映
座頭市血笑旅 プロット 日本 10月17日 1964 台灣上映
座頭市地獄旅 プロット 日本 12月24日 1965 台灣上映
座頭市鉄火旅 プロット 日本 01月03日 1967 台灣上映
座頭市御用旅 プロット 日本 01月15日 1972 台灣上映
座頭市喧嘩旅評論(3)
これにヤクザの二大勢力が戦うという、「用心棒」スタイルが加わり、セットも似ている。
そろそろ座頭以外にハンディキャップがないと強過ぎる。
本作も、アクションシーンでの突飛な殺陣はない。むしろ若干単調になっている感は否めない。完全に集団戦闘の殺陣になってきたし、カメラワークも単調だ。新・座頭市(3作目)の殺陣のシーンのカメラワークは凄かった。
それでも日常シーンが面白いから飽きない。勝新がメシを食うシーンしかり、世界観に没頭できるセットの作り込みとか、草原、荒野、田園、竹林の風景を美しく撮るとか、面白い台詞回しとか(現代人とは違う喋り方だから、聞いてるだけで本当に面白い。)
あと、毎度のことですが、人間ドラマが良い。甘すぎず苦すぎない、毎回ほろ苦い感じ(LaLaLandみたいな)なんだよね。座頭市が目暗の浪人である、という設定が上手く活きてる。
冒険とアクションがあって、人間ドラマでホッとさせて、最後はハッピーエンドなところは、ピクサー映画に通じるものがある。
1960年代の映画(まさに座頭市ですが)は映画製作者にはとても勉強になると思う。製作スタッフの工夫がよく見える。セットにしても映像にしても、手作り感が「分かる」ので、こういう撮り方をすれば良いのか!という発見がある。あと自分でも工夫次第で出来そう!って思えるんだよね。
CG全盛の今の時代の映画は、手作り感が感じられない(どこをどう工夫したら良いのか分からない)。あと、自分でも出来そう!って思えない(泣)。物量で勝負!みたいなところがあるんだよね。
いやーほんとに藤村さん綺麗だよな。大店の娘にハマるね。藤村さん好きは眠狂四郎シリーズも必見。