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海賊(1926) プロット アメリカ 01月01日 1900 台灣上映
ベン・ハー(1926) プロット アメリカ 01月01日 1900 台灣上映
無宿人別帳 プロット 日本 01月27日 1963 台灣上映
マンハッタン無宿 プロット アメリカ 01月01日 1969 台灣上映
宿命(1956) プロット フランス 10月19日 1957 台灣上映
宿命(2008) プロット 韓国 10月04日 2008 台灣上映
下宿人(1926)評論(2)
彼もそんな駆け出しの若手監督の時代があったのかと思うと不思議な感じにとらわれる
しかしこの無声映画を観れば紛れもないヒッチコック作品だと分かる
既にヒッチコックなのだ
ヒロインはブロンド美女
彼女の彼氏は連続殺人犯に間違われ、真犯人は別にいる
連続殺人はブロンドの女性に執着している異常性格者として疑われるのだ
スリルとサスペンス、ユーモアとウイットが手際よく盛り込まれてあり、手錠が重要な小道具として使われる
クライマックスには大群衆の暴走シーンもある
さらにはカメオ主演まであるのだ
(若すぎてヒントを貰らってもわかりづらい)
そしてもちろん無声映画だから台詞は文字画面を挟むしかない訳だが、最小限に抑えて画面で観て分かる事なら会話シーンであってもお構い無しにお話は進行する
これがトーキーになり、戦後のカラー作品になっても説明的台詞を排除し、ときに会話の音声はカットしてお話を進めるスタイルの元になっていることもハッキリと分かる
ヒッチコックファンなら彼の作品の原点を知る為に観て置かないとならない作品だ
・しだいに下宿の娘のデイジーと恋に落ちる
・結局は別の真犯人が捕まるが、疑われた男は袋叩きにあってしまう
・無声映画で映像とは特に関連のないクラシックが鳴っているの違和感