プール
プロット
日本
09月12日 2009 台灣上映
ヒューゴ・プール
プロット
アメリカ
09月05日 1998 台灣上映
プール(2002)
プロット
アメリカ
03月21日 2003 台灣上映
インフィニティ・プール
プロット
カナダ・クロアチア・ハンガリー合作
04月05日 台灣上映
水のないプール
プロット
日本
02月20日 1982 台灣上映
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スイミング・プール評論(19)
オゾンの中でも大好きな作品で、久しぶりに再鑑賞しました。物語は、現実に起こった事ともサラの創作とも取れるので、解釈は観客次第。寒いロンドンから開放的な南仏で、サラとは対極なジュリーが生み出されたとしたら、文芸の極みですよね。シャーロット・ランプリングの気品、リュディビーヌ・サニエの若さ、オゾンの優雅さを上質なサスペンスとしてまとめた素晴らしい作品です。
①sensualでintriguingなplot.②ヒロインが女流ミステリー作家という設定。③冒頭のギスギス中年女とラストのソフトな美しさの中年女とを演じ分けたシャーロット・ランプリング。初めと終わりとの間に何があった?④リュディビーヌ・サニエとジャン=マリー・ラムールとによるプールサイドのシーンは、これまで観てきた映画の中でも最も淫らなシーンの一つ。⑤ジュリーが現れた夜、その直前にベッドに入ったサラが(物音に?)再度ベッドに起き上がった後、画面が一瞬暗転する。⑥自殺?(ジョンの女癖に悩んで?)何らかの理由で母を失い精神の平衡を失ったジュリーが冒した罪を隠蔽するためマルソルに体を開くサラ。⑦ジョンが女たらしということはジュリーの台詞にあるだけ。⑧ジョンが別荘に一緒に行ってくれない、後を追って来てもくれないことで、彼がサラを最早女としてではなく自分の抱えるベストセラー作家(金を稼いでくれる)としか見ていないことを悟る。⑨以上から、この映画の大半はサラが新しく(ジョンへの面当てに)書いた『スイミング・プール』という小説の話だったという解釈は如何?
これがフランス映画さって言われても・・・的な映画です。いやー他のレビュアーも書いていますがはっきりいってストーリー本当によくわかりません。
小説書くためにフランスに行った先で奔放な編集長の娘と出くわすんですが
最後は殺人犯しちゃうし、その本人と編集者であった娘は別人だったリで正直誰がみても同じ感想でしょうが、リュディビーヌ・サニエのみずみすしい肢体は非常にセクシーです。ここだけかな。
観るものにいろんな解釈、想像が出来るオゾンの仕掛け。
ミステリー好きにはおススメの作品です。