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03月01日 台灣上映
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アンダーカヴァー評論(16)
麻薬取締で次男の店に強制捜査が入るが、その後、長男は撃たれ瀕死の重傷を負う。
父は息子を守るため、次男は家族を守るため・・・。
警察側から描いたギャング映画で、とても面白い。
クラブを任せられるホアキン・フェニックスがロシアンマフィアへの囮捜査に協力していく話と思ったのですが、早々にばれてしまい、そこから命を狙われる、その後の展開の方が長い。証人保護プログラム下における緊張感がハンパない。恋人エヴァも家族に会うのも、命掛け。ホアキンも恋人エヴァも、精神的に追い詰められていく様子を好演。雨中、車で、ホテルの移動中に襲撃され、署長の父が銃撃されるシーンは、ハラハラした。もう少しマーク・ウォールバーグの出番があって欲しかった。
内容は下手ないじりもなく簡潔、それでいて十分に恐怖と悲しみ、家族愛が描かれている。
主役の二人はもともと好きだけど、特にホアキン・フェニックスのホビー役はぴったり。
警察官の兄と、麻薬組織とつながっているバーを経営する弟。
全く正反対の兄弟が、運命によって対立する立場に至ってしまう
人間ドラマ。
男性が誰もが手にしたい「成功」と「いい女」と
「家族愛」、どちらを大切にするか。。
ゆっくりとそれでいてえぐいくらいリアルに表現している
時間の経過と犯罪の怖さ、それに立ち向かう心で泣く弟。
家族の痛いくらいの愛情が切なく描かれていてじーんときます。
また、バーのシーンでは音楽も素敵。
サウンドトラックもチェックしたくなりました。
ジョーカーもなんだかんだカリスマ性あるもんね。
お父さん役のロバートデュパルも良い!
渋い!泣かせる!
お兄ちゃん役の人は、よく知らないんですが、長子のサガとしての存在感薄い、へなちょこぶりを発揮。
元来、銃撃、アクション物は物語性が豊かでないので敬遠してますが、この作品は当たりでした。
割と高評価なのがわかった。