シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」を下敷きにした大ヒットブロードウェイ・ミュージカルを、巨匠ロバート・ワイズとミュージカル版を手掛けた演出家のジェローム・ロビンスが共同で映画化。ニューヨーク・マンハッタンのスラム街を舞台にイタリア系のジェット団とプエルトリコ系のシャーク団の抗争と悲劇を描く。主演はナタリー・ウッド。61年度のアカデミー賞では作品賞、監督賞を含む10部門で受賞した。日本では1961年に初公開された後も幾度かリバイバル公開されており、2002年12月にはニュープリント・デジタルリマスターバージョンでリバイバル公開されている。
ウエスト・サイド物語評論(20)
色と線しか映ってない冒頭4分で何故かすでに喜びで胸がいっぱいになったし…
以前DVDで観たことはあったけど、こんなに凄い作品とは思えてなかった!
映画のストーリーというものは実は、2行で書ける位でもいいのかも。
50年以上も昔の作品にこれだけ打たれると、ふと映画って過去のものなのかなと思ってしまった。
いやいや、リアルタイムでこんな素晴らしい熱量の作品に出会えることを楽しみに、その魅力を受け止められるように心と目を開いてポツポツ映画鑑賞していこう、と少し大げさなことも考えた。良かった!
(午前十時の映画祭にて鑑賞)
2019-277
そのバーンスタインの躍動感溢れる音楽が、ジェローム・ロビンスのコンテンポラリー・バレエの振り付けで視覚的に表現された、歌と踊りの迫力に圧倒される。実際のニューヨークの街を舞台に、それを縦横無尽に演出したワイズ監督の大胆さと正攻法のカメラワークも素晴らしい。ジョージ・チャキリスのダンスの切れ味とスマートさ、リタ・モレノのダンスと演技の巧さが、それ以上望めない程に完璧なもの。主演のナタリー・ウッドとリチャード・べーマーは、当時の若手スターからの配役だから物足り無さもないわけではないが、総合芸術の映画作品に必要な興行面の配慮として仕方ないことである。バーンスタインの音楽、ロビンスの振り付け、ワイズの演出に不足はなく、絶賛に値する。
やはり、ファッションやダンスが古いので
少しだけ興醒めしてしまった·····
ただ、ストーリーは大好き
マリアの歌声もホント素敵🎶
少し強引な所もあるけど、コテコテ感が良かった( ˘͈ ᵕ ˘͈ )
そう言えば、女性のトランスジェンダー
当時としては珍しいのでは?
エンドロールも最後まで見たくなる演出で良かった〜