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八日目評論(3)
人生に行き詰まった中年男アリーとチョコレートが大好きなダウン症の青年ジョルジュが友情を育むロードムービーです。
相反する人物の友情物語は、映画に良くあるネタであり、特に「持たない者」により「持つ者」が人生観を変えていく話がベタですが、この作品はそう単純な話ではありません。障害者は人を感動させる道具ではなく、現実社会はもっとシニカルであることを描いています。
そして、最終的に行き場のなくなったジョルジュがとった「自殺」という行動。何故、ジョルジュは生まれてきたのだろうか。天や地、あらゆるものの創造主である神様は最後にこう言います。
「何か創り忘れたものはないかな。八日目の創造物は、ジョルジュ。」
神様は、必要があるからジョルジュを創った。必要の無い物は決して創らない。この世にある物全て。
ラストシーンは神を中心とした西洋の本質主義的な思想をベースに、自殺したジョルジュが救済される作りになっています。この当たりは、観る側の好みがはっきりと出るかもしれません。
個人的にジョルジュがアリーに「もっと笑って」というシーンが好きです。私も笑わないと。
この映画の評価を見てみると、考えが二手に分かれている。一つはダウン症の無邪気さ、純真さが本来人間として忘れているものを思い出させてくれるのではないか。一方でダウン症は笑うだけの存在なのか。靴屋の場面で「靴がほしい」としつこくねだり、ついには無料で靴をもらえるという事に障害者の特別扱いを正当化しようとしていること、そこに障害者も非障害者も特別扱いが存在すべきではないという意見もある。
私見について述べると、この映画についてダウン症当事者が主演しているところはダウン症を知るきっかけにつながりうる。また、ダウン症同士の男女関係について、障害者の中でも結婚する割合が最も低いのは知的障害者であり、大人になってもほとんどが親と一緒に暮らしている。ジョルジュがダウン症の女性と男女関係に進むことは、障害の有無を問わずに誰もが人を愛する権利を持っていること、障害者が性に触れることへのタブーをあえて解放していることに感銘を受けた。
一方で、ダウン症が社会に与える価値とは何なのか。公共の場面で迷惑をかけるだけの存在に終わってしまってることを残念に思う。障害についてアリーのように個人レベルの関係であるなら、誰でも友情を作ることはできる。しかし、社会レベルでダウン症の持つ価値や必要とされる要素は何なのか。それがただ笑うだけなのか。そういった場面を疑問に思う。しかし、私自身ダウン症や知的障害者が社会に与える価値とは何なのかを考えると、まだ答えは出せていない。そのことを考えるきっかけをこの映画は与えてくれたと思う。
好きなこと嫌なこと。まっすぐに伝えること。
忘れていたことに気づかせてくれた。