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テラー博士の恐怖 プロット イギリス 12月15日 1965 台灣上映
続・恐竜の島 プロット イギリス 12月01日 1977 台灣上映
ケロッグ博士 プロット アメリカ 01月01日 1900 台灣上映
カリガリ博士 プロット ドイツ 01月01日 1900 台灣上映
REX 恐竜物語 プロット 日本 07月03日 1993 台灣上映
リトルフットの大冒険 謎の恐竜大陸 プロット アメリカ 03月04日 1989 台灣上映
マーシャル博士の恐竜ランド評論(9)
吹替え版での鑑賞。
もう1当選してるのも吹替え版で、メインは吹替え版でしょうか。
ケンドーコバヤシは上手くはないけどお馴染みのバリトンボイスがある。
ちすんはそつなくこなしていて、
主役を張るような女優にはならないかもしれないが、
経歴を見ると過去出演作も結構観てるけど、
認識したのは“名探偵の掟”あたりからでちょっと注目している。
ちすんも吉本なんだ、ふ~ん。
作品のほうですが、内容はまぁないです。
どうしてこの作品が日本で公開されるのか?
ウィル・フェレル主演だし
DVDスルーでもおかしくないんじゃないかなぁと思うけど、
シルバーウィークにお子さんを連れて行くには丁度いいでしょう。
どうせなら無理やりにでも3D公開しちゃえばいいのに。
吹替えであえてマイルドにしているのかもと思わないでもないが、
お得意の下ネタもいうなれば
小学生が喜ぶ“う○こ、ち○ち○”で楽しませるような世界観ですし、
会場内のお子さんたちも楽しそうでした。僕もだけど。
ちゃちな映像の邦画に比べれば
恐竜などのCGもセットも金がかかってますし、
超大作ほどじゃないにしても見栄えはまともです。
しかし、口の動きはまともだったりするものの、
トカゲのモンスターみたいな生物たちも、
そして、類人猿もきぐるみ感を丸出しなのがミソなのかもしれない。
突き抜けたような笑い転げる面白さはないもののクスクス出来るし、
ご都合主義な適当な展開も含めて、下ネタが許せるなら、
気軽にお子さんと楽しむにはいいんじゃないでしょうか。
エンドロールの途中に1シーンありますよ。
★
世界もバカだし、出てくるキャラもバカ。
こんなにB級全開なのに、製作費が1億ドルってのが信じられない(^_^;)
まぁ、けっこう笑えるところも多くて、なかなか楽しめた(^^)b
翻訳もまあまあ良かったかなぁ(^^)b
でもそこは、「俺たち~」シリーズで知られるウィル・フェレルが主演しているだけに、基本はドタバタギャグ。ありえねぇ~と叫びたくなるようなナンセンスギャグもふんだんに盛り込まれていて、てっきり恐竜映画と思って見に来た人は面食らうことになります。
なかでもヘンなのが、恐竜のTレックス“グランビー”(名前まで付いている!)。彼は人の言葉を理解して、恐竜のメンツを立てるためにマーシャルを追いかけるのです。
それなのに、ラストではあることを通じて、マーシャルの親友になってしまうのは、どうしても解せませんねぇ。“グランビー”の勝手でしょという感じです。
そしてマーシャルたちが迷い込む世界も変なところ。一見して恐竜の襲われるところから古代にタイムワープしているかのようにみえて、現代のファーストフード店やコンビニとか車とかが砂漠の中に捨てられている(UFOの円盤まである)という、全くいつの時代か計り知れない異次元世界なのです。まるで遊園地のアトラクションのようなところでした。
この異次元世界で、マーシャルが類人猿のチャカを助けたことで、チャカもメンバーに参加します。
チャカは人の言葉というか現代用語やシモネタにまで通じているおませなお猿さん。あるときはサルになりきって、何言われても分からない風に惚けているのに、自分の悪口を言われたときは急に人並み変わって、怒りだすお調子者でした。
チャカのセリフは、日本語版がお勧め。翻訳者がふざけてあり得ないセリフを連発しています。ロッテリアの絶品ハンバーグとか、日本人しか分からないシモネタのお下劣な雄叫びか入っていたり、とてもハリウッド版ではあり得ないセリフがおかしかったです。
マーシャルたちの旅の目的は、タイムマシンを見つけ出し、元の世界に戻ることでしたが、旅の途中で知り合ったトカゲのような宇宙人スリースタックのザッダーン博士が宇宙征服を企んでいると知って、阻止に乗り出すというのが後半のお話し。恐竜から宇宙戦争に発展するなど忙しいストーリー展開です。まぁ深く考えずに笑い飛ばすのに限りますね。
とどめは、マーシャルたちが巨大ガニに襲われるところ。襲われそうになった瞬間、温泉が噴き出し、巨大ガニはなんとゆでガニになって、マーシャルたちの空腹を満たしました。このシーンは笑っちゃいました。
恐竜や背景は、本格的なCGを使って大変リアルな仕上がり。それがこの何とも言えないドタバタ喜劇とはミスマッチなんですね。SFか、はたまた徹底したドタバタ喜劇か、もっと狙いを絞り込んだほうがいいと思います。
くれぐれも恐竜映画ではないので、ご注意を!!
なおエンディングロール後にも映像がありますので、席を立たないでください。