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プリンセス トヨトミ評論(20)
キャスト陣の確かな演技が冴え(ちょっと中井さんはシュッとしすぎ?w)、実在の大阪の町や建物を訪れてみたくなった。
万城目学の小説は非常にぶっ飛んだ設定の物が多いですよね。
『鴨川ホルモー』や『偉大なるシュララボン』はぶっ飛び過ぎて、もはやファンタジーの世界。
にもかかわらず舞台が現代的なので、万城目学の小説を映像化するのは難しいですよね。どうしても日常と比較してしまうので、あり得ない感がちらほらします。
映像化に適していない万城目学の小説の良さを100%映像で伝えられる監督がいたら感服いたします。
プリンセストヨトミは原作を読んでから見たので私にはとっても理解出来て良い映画でしたが、果たして原作を読んでいない人に100%伝わったんだろうか?と思います。
直木賞候補にもなった原作のプリンセストヨトミは小説で読むと、大阪国のくだりに何の違和感も感じませんし、とても良い話で感動できます。
大阪国が発起するくだりで、原作で感じなかった違和感が映像化する事で、市民全員が街から消える事にあり得ない感がちらほらしていまいます。
原作を読まず映画を見た人は他にも突っ込みたくなる部分があるでしょうね。斬新すぎる設定がねー、どうしてもね。
とはいえ、私はこの映画が大好きです。
原作を読んでから見るととっても良い映画です。原作読んでないとちょっと入り込めない人もいるかもしれません。
ぜひ原作を読んでから見ることをおすすめします。
この作品は、本で読んだらもっと面白かっただろうな、と思わせる小ネタの仕込み方
これだけのキャストを使って
ここまで面白くなくできるのは
逆にすごい。
これだけの役者をこの脚本で動かすことに
戸惑わなかったことがすごい。
ただ演技できる俳優陣を揃えたからこそ
あの程度で済んだと言えるのか、、。
逃げたのはプリンスで
その末裔を守るって言う話が、
途中からプリンセス=王女=OJOを
守るになってるのか謎。
王女、でなく、王城?だった?
街から父を亡くした
14歳以上の男子が集まるとして、
その他の男性は?普通に女子供どうした?
女はどのタイミングで大阪国を知るん?
てきな感じとか、もう作りが雑すぎ。
世にも奇妙な物語の駄作を
2時間版みたいなで見せられた感じ。
監督確認したら世にも奇妙な物語やってる人で
合点がいった。
ほかにもロンバケ、GTO、HERO、
ショムニ、古畑任三郎なんて有名どころやってて、
そんなヒット作作ってるのになぜ…と思ったけど、
最近だとラジエーションハウス担当してて、
フジテレビの役員だから
お金でいいキャストを集められるだけの人
なのかな、と思った。
鹿のドラマで玉木宏、
PRICELESSで中井貴一、
本能寺ホテルで堤真一と綾瀬はるか、とか、
一度使ったことのあるビッグネームを
繰り返しキャスティングする感じ、
福田組か、思ったり。
綾瀬はるかは
セカチューと白夜行での演技以外
何しててもギャグ感付きまとうようになったな…。
それにしてもレビュー欄
綾瀬はるかの胸が揺れてたことしか
評価されてなくて本当に気持ち悪い。
確かに胸は揺れてたけど
あえてスローモーションとか
そういう作りにしてることも本当に気持ち悪い。
そんなくそみたいな小細工する暇あるなら脚本見直せ。