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永遠の人 プロット 日本 09月16日 1961 台灣上映
永遠の緑 プロット イギリス 01月01日 1900 台灣上映
永遠のアンバー プロット アメリカ 04月10日 1952 台灣上映
永遠のエルザ プロット アメリカ 04月15日 1972 台灣上映
永遠のマリー プロット イタリア 01月15日 1993 台灣上映
永遠のモータウン プロット アメリカ 05月01日 2004 台灣上映
永遠の831評論(8)
24話くらいにして深夜にやった方が良かったかな
それか劇場3部作(そこまでの大作じゃないかw)
もったいないなと思いました
3月18日から劇場公開だが、元はWOWOWで開局30年記念作として放送されたもの。それを録画して鑑賞。
アニメーションの人気監督の新作をいち早く見れたのは良かったのだが、良かったのはそれだけだったりして…?
“未曾有の大災厄”により混迷する世界。
過去のある事をきっかけに、自分の意思とは無関係に時間を止められる能力を持った主人公の青年、スズシロウ。
ある日、同じ能力を持った少女なずなと出会う。
巷を騒がす半グレ集団“831戦線”。国の重要人物誘拐など連日ニュースに。
彼女は組織のリーダーの妹で、事件にも関与。
スズシロウも図らずも彼らと関わっていく事に…。
特別神山監督のファンではなく、作品もそんなによく見ている方でもなく、詳しくもない。
『攻殻機動隊 S.A.C.』『009 RE:CYBORG』『ひるね姫』程度の意見になるが…、
リアリティーのあるSF設定、社会派の側面。
神山作風は感じた。
要素も面白味はあるのだが…、
驚くほど味気ナシ!
疑問や不明点が幾つも沸いて出る。
時間を止められるというのはSFに於いてよくあるので、これはいい。主人公が時間を止められる条件、そのきっかけとなった過去の悲しい出来事…これらもまあいい。
が、物語上で完璧に機能しているほど重要かつ必要な設定だったか…?
その能力を利用している“831戦線”。大言壮語みたいな事を言ってるが、その理由も理解し難い。客観的に見ればただのテロリスト。
“831”は“8月31日”。それに因んで“終わる事の無い夏休み”とか“夏休み最終日を抗い続けている”とかSNS上で形容されているが、いまいちピンと来ず…。
普通だったら主人公が感化されて仲間になるも葛藤するとか、阻止する為に戦うとかありそうなものの、ただ疑問を投げ掛けるだけで特に何をする事もナシ。傍観者。
主人公の言動が不明。
831の言動も不明。
それに拍車を掛ける2D×モーションキャプチャーのキャラのカクカクした動き。
何か展開あったのか、何か解決したのか、何を伝えたかったのか。
全く説明ナシの“未曾有の大災厄”。一体何なの? 地震? ウィルス?
混迷する現代社会を反映させた意欲作らしいが、ちんぷんかんぷん。
終わり方も不完全燃焼。
ファンには面白いのだろうが、私にとっては残念ながら全く。
良かったのは先述の通り人気アニメ監督の新作をいち早く見れた事と、音楽くらい。
永遠でもなければ、時間も止まる事なくスルー。
時間を止められる能力を持つ男女が、犯罪者集団に利用されてしまうという話。
犯罪者集団は結局最後まで何ら裁きを受けることはない。
社会に不満があるのは分かるが、だからといって犯罪が許されるわけもない。
あと、料金が10年も未納になっているのに、せっせと新聞を届け続けるのはお人よし過ぎるでしょww
ツッコミどころは色々あるが、楽しめた作品ではある。
内容もそこそこ良かったです。