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プアン 友だちと呼ばせて評論(2)
バンコクで余命宣告を受けた男ウードが、ニューヨークでバーを経営する友人ボスに電話して、バンコクで二人の男が元カノ巡礼をするドラマになっていく。
そうしたドラマが、過去と現在を描きながらも分かりやすく進んでいくのだが、予告編でも気になっていたのだが、ウードが親友ボスに「ある秘密」を打ち明けて……という驚愕の展開となる。
ただ、これが本作鑑賞後の心地良さに繋がっていくあたりは見事であった。
バズ・プーンピリヤ監督作品を観るのは2作目であり、前作は、2018年公開時に映画館で観た『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』は、カンニングをスリリングに描いた娯楽作であった。
本作では、ニューヨークとバンコク、そして元カノ巡礼していく先々で様々なエピソードが描かれるので、「そしてどーなる?」がずっと続いて、いろんな場所が見られる映画であり、ロードムービーっぽいところも楽しかった。
バンコクで2人が乗る車で、カセットテープを聞くのだが、このアナログ感覚が良い。
また、自分が知っている曲は(ほとんど聴かない)ローリング・ストーンズの「♪タイム・イズ・オン・マイ・サイド」ぐらいしか知らなかったが、これまたレトロな曲。
個人的には、プリムという女性を演じた女優が素敵だった。
それなりに楽しめる青春映画であり、ロードムービーであったと思う。
<映倫No.49279>
映画 #プアン友だちと呼ばせて 鑑賞
最近、タイ映画を見る機会が増えてるのは、いい作品が作られているからなんでしょうね。
この作品も #ウォン・カーウァイ 製作ということもあるでしょうが、素晴らしかった。
今のところ今年1番
@FansVoiceJP さん試写会ありがとうございました