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99.9 刑事専門弁護士 THE MOVIE評論(13)
弁護士を扱った映画で、一部刑訴法(刑事訴訟法)や専門用語の話も出ますが、リアル弁護士の方が見に行くというのは(リアル人口比として)レアで、上限で行政書士レベル(刑法などは初歩のみ学習する)くらいじゃないかな…と思います。
内容としてはもうこれ、誰が犯人だのトリックがどうだのということを書き始めると即ネタバレであり、そこにも変だなぁと思うところはあるのですが、そこを採点対象にするとネタバレであり(減点度合いから逆にわかってしまう問題を抱えている。実はツッコミどころはそこそこある)、そこはばっさり省略します(他の方のレビューにも書いてありますし)。
上述通り、一部専門用語が出るものの、他の法律系映画と比べると抑え目で、知らないとわからないという状況は起きにくい(一部あるものの、それは下記で)一方、その事情から俗にいう「大衆ドラマ」の映画化という域を出ない一方で、法律を扱う映画なのは事実なので、そこをどう割り切るか(ギャグ映画と見るのも可能だし、法律系映画と見ることも可能だし、ドラマ版の延長と見るのも可能だし、複数の見方が可能)でかなり評価は分かれるんじゃないか…と思います。極端にマニアックでも理解が難しいですが、ちょっと肩透かしを食ってしまったかなぁという感じもします。
とはいえ、結局年末年始は数が少ないですし、ドラマ版もあるので、その延長線上と見れば「最低限のクオリティは担保されている」と見ることも可能で、「極端なハズレはひかない」(もちろん、ドラマ版を見て納得している、という前提で)という点では安心作ではないかと思う一方、極端に推せるか?というと微妙(結局、ドラマ版が好きか、出る俳優さんが好きかなどに帰する)なところもあるかなと思います。
採点は下記が気になったところです。
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(減点0.3) 「犯人隠匿罪に時効が成立している」の部分。
リアル世界でもいわゆる逃げ得が指摘されていたこと、また厳罰化の流れを受けて、一部の刑は時効そのものがなくなりました(主に死刑に当たりうるような罪。また、それに匹敵するものも概して長くなりました)。
ただ、俗にいう厳罰化の流れはリアル世界でも事実だったので、中には「全部、時効がなくなった」と思う方もいるかもしれませんが、犯人隠匿罪は3年で時効にかかります。
ですから、「時効が成立している」のは正しいのですが、そこは説明もいるかなぁ、と思います(この手のドラマは、結局誰かが殺されるような展開が普通で、殺人罪などには公訴時効が撤廃されたため、それらと混同したり、類推して「全部撤廃されている」と考える人も出ても仕方がない)。
※ 現実問題、すべての刑事事件に時効の概念を撤廃すると、証拠などを保管する場所を確保することが難しいという問題があり、「全体的に長くして、特に凶悪なものだけ無期限にした」状態ですが、それでも「概して非難の度合いが低い」罪は短めです。
(減点0.1) 加害者、被害者、事務所などを中傷するSNS(おそらく、ツイッターっぽいが、ぼかされている)が書き込まれるシーン。これもリアル社会では問題視されているところです。
憲法が要請する表現の自由や言論の自由がある一方で、これらには当然「その限界」があるのであり、一線を超えると名誉棄損など別の問題(民事・刑事のどちらか、または両方)が起きることも、またリアル社会では裁判になったこともご存じの方も多いかと思います。
「加害者に対しては何をやってもよい」というのではなく、まして「度を越して「知る権利」を行使してもよい」のでもないので、一応、法律系映画という観点ではこの部分はフォローが必要かな…という気がしました(積極的にそれらを推奨はしていないが、「こういうことはやめようよ」というような発言も出てこない)。
(減点なし/他事考慮) この年末年始ですが、この映画は舞台挨拶版と一般版があり、私は後者で見たのですが、舞台挨拶版は30分それがあったようで、そのため、この作品は4つ(舞台挨拶ありが2つ、なしが2つ)が同時に11時40分に終わって出口が密になる状況が起きてます。
これももう少し映画館側も配慮して欲しいところです。
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ー 映画公開初日の初回に鑑賞。
理由は法廷劇且つ、弁護側と検察側との対峙が見れるかなと思ったからである。
もう一つは、公開初日の初回鑑賞は、勤め人は普段は無理なので、足を運んだのである。
私の居住区では滅多に見ないお客さんの多さに
”松本さんの人気はヤッパリ凄いんだなあ・・”と思いながら席に着いた。
映画館にとっても、良い事である。ー
◆感想
・最近、”劇場版”と銘打たれた映画が多数公開されているが、今作はドラマを見たことが無い者にとっては、イントロから優しいトーンで始まる。(主要人物について、サラッと語られる。)
懸念していただけに、嬉しい配慮である。
・物語は、事実を”現地現物”で確認する深山(松本潤)の姿を、東尋坊での事件でサラリと描いて、本論に移る。
- 深山の基本捜査姿勢には、好感が持てる。
が、駄洒落の多さは、ドラマの売りなのかもしれないが、やや飽きる。
(ファンの方、スイマセン・・。)-
・15年前に起きた天華村毒物ワイン事件が本編である。
- 何となく、”名張毒ぶどう酒事件”を想起させる。
あの事件も犯人とされた人物は最後まで無実を叫びながら、獄死した。
今作のモチーフになっているのだろうか。-
・犯人とされた男(渋川清彦)は、村に移住してワインづくりを始めたが、そのワインが賞を獲り、村の中で僻みもあり、孤立していたという。
そして、その男の弁護をした南雲(西島秀俊)は、彼を救えず死刑判決に。男の妻は病死。一人残された幼き娘エリ(蒔田彩珠)を我が子として育てて来た。
が、ピアノ奏者として賞を獲得したエリが”殺人者の娘である”とリークされて・・。
その事件の再捜査依頼が、深山達が所属する、班目法律事務所に来る。
- 深刻な展開と、佐田所長(香川照之)や新米弁護士の穂乃果(杉咲花)のコミカルな遣り取りの相反が、初めて見た者には、やや新鮮である。-
・捜査の過程で、村人の”ある人物”が犯人ではないかという情報がリークされるが・・。
- ここら辺の描き方を、もう少ししっかりとして欲しかったなあ・・。-
・窮地に陥った深山達は2度目の”事件再現”を仲間達の協力の元、行う。
そして、深山は”真相”に辿り着く。
- ”禁じられた遊び” そして、村ぐるみで行われた隠蔽工作。ここは、面白かったなあ。-
<15年経っても、”現地現物”で真実に近づいて行く、深山の基本姿勢にブレは無い。
一見、駄洒落を多用したコミカルさに引きずられるが、ナカナカに見応えがあった作品。
私の中では、トリックとしては”2回転半捻り”かな・・、と思った作品ではあるが・・。
(ちなみに、過去のレビューでは”4回転半捻り”が最高である・・。)
劇場に足を運び、大スクリーンで観る価値は十分にある映画だと思いました。
残虐なシーンは全くないので、お正月にご家族で鑑賞されたら、如何でしょうか・・。
(尚、私は映画関係者ではありません・・。)>
この手の設定ドラマって話でこけないですよね。
だから安心。
日曜劇場鉄板俳優達もグレードを上げます。
SPが前編でこの映画が後編と言ってもいいくらい密接に関わっていますが、どうせこの映画観る人で完全新作SP見逃す人いないでしょ?ただ面白いと話題になってから観ようとする人にはハードルが上がってしまいますね。
さて、映画化すると聞いて見たポスターに杉咲花がドーン!と出ていて榮倉奈々が帰ってくる訳でも木村文乃が続投する訳でもないのか・・・もうちょっとキャラクター大事にして欲しいなあと思っていましたが、SP版で今回のヒロインを一気に気に入ってしまいここまで振り切ってるなら面白いからいいや、となりました。
ドラマのゆるい雰囲気はそのままで、西島秀俊投入によるシリアス増しでいい作品に仕上がっていました。ドラマをリアルタイムで追っていた贔屓目もありますが、今年最後の映画館での映画として十分満足でけました。
しかし西島秀俊と香川照之話してるとMOZU思い出しちゃうんですよね。南雲親子はおかえりモネ思い出しちゃうし・・・。まあここは面識ない設定ですが。