搜索マルセル・カルパンチェ的結果,共24筆,(花費0.001613秒).

2 years ago
パントマイマーの青年マルセルが、親をナチスに殺害された子供たちと、パントマイムを通じ心を通わせ、安全なスイスに逃がそうと奮闘する物語。 初めは乗り気でなかったマルセルだが、子供たちを笑わせたい想いから、孤児の世話を引き受けることに。しかし、ナチスの進行が激化し、遂にはレジスタンスに合流し子供たちをスイスへ逃がそうと動き出すが・・・。 実在したパントマイマ...
2 years ago
おそらく史上最も有名なパントマイム役者であり、舞台芸術に詳しくなくてもマルセル・マルソーという名前に聞き覚えがあるという人も多いのではないか。そのマルセルが、まだ何者でもなかった第2次世界大戦の頃の実話だという。 ドイツ国境に近いフランスの街に暮らすユダヤ人一家の次男であるマルセル(ジェシー・アイゼンバーグ)は、家業の精肉店を手伝いながらもチャップリンのよ...
2 years ago
タイトルだけみて危うくスルーするところでした。 第2次大戦下、沢山のユダヤ人孤児達を保護し、逃がしたパントマイムの神様マルセル・マルソーの話。 パントマイムに明るい訳ではない自分でもこの名前には聞き覚えがあったけど、詳しいことは何も知らずに観賞。 1938年11月、ドイツ帝国との国境近くフランス北東部のストラスブールで駆け出しの俳優をしていたマルセルが...
2 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む パントマイマーとして有名なフランスのマルセル・マルソーがまだ無名の頃の話。ずっと舞台に関わってる私はマルセルの名前は勿論知ってたけど生きてた時代やこのエピソードは多くの人と同じように知らなかった。ドイツに占領されつつある国境沿いに住んでいたマルセルの家族。ひょんなことからナチスに親を殺された孤児たちの面倒を見ることになった...
2 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む マルセル・マルソーって話すとこんな戯けた様な喋りかたをするのかと思って映画の途中で彼の英語での講演を聞いてみた。これは米国ミシガン大学で2001年に Wallenberg Medal (第2次大戦中ユダヤ人を救ったと言う人道的な行為のため)と言う賞を受賞したときの感謝のスピーチだった。全部聞かなかったけど、映画では彼の会話...
3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 映画は主人公マルセルの生い立ちから小学生の頃を描きます、時代は19世紀から20世紀の狭間、フランスのマルセイユ暮らしの教師一家と伯父さん一家が連れ立ってプロバンスの田舎の別荘でバカンスを楽しむ様子を長男のマルセル・パニョールの視点、ナレーションで綴っています。 子供の頃の夏休みの思い出は誰にでもあるでしょう、時代や生まれも...
2 years ago
2021年夏は「復讐者たち」「アウシュビッツ・レポート」「ホロコーストの罪人」そして本作品「沈黙のレジスタンス」とナチス関連作品が4作品ほぼ同時期に公開され、それぞれ違った角度から捉え描かれているが、 本作はパントマイムの神様と呼ばれたフランスの芸術家で俳優のマルセル・マルソーが有名になる前に経験した第二次世界大戦の頃の話を描いている。 目を覆いたくなるよう...
2 years ago
ホロコーストもの4本目。 これまた実話ベース。 パントマイムの神、マルセルマルソーの話。 映画としてはまあ及第点。ユダヤ人も脱走兵も皆んなスイスに逃げるんだけど、ユダヤ人差別はヨーロッパ中にあり必ずしも安全では無かったという事は最近知った。 Jアイゼンバーグが役者としてはいいんだけど、、、、 まったく動きにキレがないパントマイムで、、、 マルセル マルソー...
2 years ago
今年何本目のナチス映画なんだろう。観ていない映画もある。ナチスがらみの真実ベースの物語はいったいどれだけできあがっていくのだろう。 今回はパントマイマーのマルセル・マルソーのレジスタンス活動を描いたもの。親をナチスに殺されたユダヤ人孤児を助けたって実話から作られた物語。ナチスから人を助けるって話は他の映画でもあるから、違いを出すならナチスの酷さや怖さを描くの...
3 years ago
プロヴァンスで夏のバカンスなんて日本人にとっては憧れの響きだ。 9才のマルセルは教師である父と美しい母と弟と4人で慎ましやかに暮らす。 叔母の家族と共に、大らかな光が溢れる南仏の自然の中でひと夏過ごした。 子供ならではの瑞々しい目線に沿って、ストーリーは進む。 マルセルが大人になって昔の思い出を振り返る設定なので セピア色の古びた映像が、どこかノス...
3 years ago
いやーなんて平和な話なんだ。ここに描かれるのは少年の日常の風景。特に大きな事件は起きないけどずっと見守れれる。雰囲気は赤毛のアンとか、ハイジみたいな。 . マルセルにとってパパは世界で1番尊敬してる人間で、パパの威厳が傷つくことを嫌がる。だから狩猟の時パパが獲物を取れるようにアシストしたり、なんて良い息子なんだ!. . 時代を感じたのは、叔母さんが妊娠したと...
2 years ago
本作品の一番のハイライトは、橋の下でマルセルがエマを説得する場面だと思う。リベンジに逸るエマをマルセルは押し留め、死ぬよりも生き延びる道を提案する。細部は定かではないが、凡そのやり取りは次のようだ。 奴らにリベンジするのよ。 非力な自分たちに何ができる? 何人かは殺せるかもしれない。 殺してどうなる、どうせ使い捨ての末端だ。 怒りが治まらないのよ。 多分奴...

用戶 Torncrihetc嘆きのテレーズ 的評價.

3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 世界映画史上に燦然と輝く『天井桟敷の人々』を監督したマルセル・カルネ監督の1952年作品、ということで鑑賞した。フランスのリヨンを舞台に病弱の夫を持った妻とその恋人との三角関係のもつれが殺人事件につながって、意外な結末を迎えて終わる。やはりこのころの現代映画は第二次世界大戦の影響が深く影を落とし、戦時中に日本兵から痛い目に...
3 years ago
前作に続いて今作も最初は平和なムード。プロヴァンスでの平和な夏の休暇。 . でもその楽しい毎日もずっとは続かないし、もう二度と戻ってこない。なんとなく、正月とかお盆におばあちゃん家に行っていとこ達親戚もみんな来てて、おばあちゃんおじいちゃんも生きてたあの頃を思い出してた。 . なんだか大人になってしまったなと。 そして、お嬢様(?)との初恋はプロヴァンス物...
2 years ago
予告編とレビューの評価で期待して見てきました。 思った以上にナチス高官の銃殺や拷問の悲惨なシーンも多く、パントマイムのマルセル・マルソーが主役とはいえかなり重いストーリーでした。 芸術家として子供たちと接する楽しさと苦悩。 戦時下でレジスタンスに参加して復讐以外に自分たちのやれることを恋人に相談するシーンで、多くの子供たちをナチスから救い将来家族を持たせる事...

用戶 Kmopghssxni嘆きのテレーズ 的評價.

3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む イタリア男と不倫妻が最後はよりを取り戻し、夫殺しの証人証言で恐喝されていた危機も解決でき、めでたし・めでたしと終わりそうが、大逆転という展開は、言わば定石を踏んでいるとは言え、お見事。 病弱な夫とその母との生活に不満たらたらの若妻テレーズ役のシモーヌ・シニョレの滲み出る色気が出色。息子の死でショックのあまり声を出せなくな...
2 years ago
白塗りにキュッと引かれた赤い唇。落涙しそうなほど寂しげな瞳。ひと目見たら忘れないメイクでおなじみのパントマイムの神様、マルセル・マルソーにこのような日々があったとは知らなかった。ジェシー・アイゼンバーグ演じるのはまだ何者でもなかった頃の若き彼。バーでチャップリンの真似事のようなパフォーマンスを演じつつ、自宅では気ままに絵を描き、父親に将来を心配されながらもい...
3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 総合:80点 ストーリー: 80 キャスト: 75 演出: 80 ビジュアル: 75 音楽: 75 前作の「マルセルの夏」同様に豊かな少年時代を愛情たっぷりに描いている。だが美しい自然に触れて驚きつつもそれを堪能した前作とは異なり、初恋と城への道との話が中心になる。その分、前作のような田舎の生活と仲良くなった地元の少年リ...
2 years ago
「パントマイムは、そこに蜜柑がないことを忘れさせること」 映画「バーニング」の原作・村上春樹の「納屋を焼く」の冒頭の、”彼女”が話す一節だ。 僕達は、この作品に描かれている悲劇を決して忘れないために、仮にパントマイムでなくても「(今そこになくても)危機があるように演じてみせること」は、とても重要なのはことだと思うし、それは、「”(危機が)ない”ことを忘れ...
1 year ago
戦後フランス映画界において、戦前の4大巨匠(ルノワール、クレール、フェデー、デュヴィヴィエ)に匹敵するのはルネ・クレマン監督だけの認識だったが、最近漸くマルセル・カルネの存在が気になりだした。というのも、カルネ映画は、「禁じられた遊び」「居酒屋」「太陽がいっぱい」などに代表される平明で通俗的なジャンルのクレマン作品と違って、内省的で深刻な題材が多く、故に鑑賞...