荒野の七人 真昼の決闘
プロット
アメリカ
10月10日 1972 台灣上映
新荒野の七人 馬上の決闘
プロット
アメリカ
04月29日 1969 台灣上映
決闘の河
プロット
日本
11月22日 1950 台灣上映
アパルーサの決闘
プロット
アメリカ
01月01日 1900 台灣上映
荒野のガンマン
プロット
アメリカ
05月22日 1962 台灣上映
荒野のストレンジャー
プロット
アメリカ
06月02日 1973 台灣上映
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荒野の決闘評論(9)
1946年、ジョン・フォード監督作品です。
1881年の有名なOK牧場の決闘を題材にした男のドラマと、堅物保安官の一目惚れに始まるラブストーリー。
広大な乾いた風景をバックに、邦題の「荒野の決闘」としても、原題の「MY DARLING CLEMENTINE」としても大満足。愉快な場面もあり、見応えのある97分でした。
保安官ワイアット・アープと詐欺師ドク・ホリディがカッコいい!
ワイアット・アープを演じるヘンリー・フォンダの、一瞬見せる笑顔、クレメンタインへの一途さにドキドキ、自然な存在感が素晴らしいです。
夜の酒場は沢山のランプが灯って男達を誘い、劇場では盛装して名優の旅興行を楽しむ。生き生きした街の生活も印象的でした。制作当時の人達にとっては、祖父や父親の若かった頃、あるいは自分の子どもの頃を描いた作品だったんだよなあ。感慨深いです。
内容の方はOK牧場の決闘なので熱いガンマン達の話かと思いきや、意外とまったりと進みます。弟を殺されて復讐に燃えるのかと思いきや、保安官になった後はポーカーを楽しんだり、クレメンタインに恋したり・・・それでいいのかワイアット・アープ!?
ドク・ホリディがなんだか渋くて好きでした。馬車でのチェイスは迫力があり時代を感じさせません。よくあの当時にあれだけの物を撮ったなぁ。やられ方があっけなかったのが玉に傷ですが、渋くていいキャラクターだったと思います。
古い映画ですが、まったりと観るにはちょうどいいのではないでしょうか?
ワイアット・アープはヘンリー・フォンダ、ドク・ホリディはヴィクター・マチュア。
アープが惚れるのがクレメンタインで、情愛にあふれている。
ジョン・フォード監督の傑作の一つ。