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06月07日 1980 台灣上映
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12月21日 1991 台灣上映
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フランス
05月08日 1993 台灣上映
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05月19日 2023 台灣上映
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イルカと少年2評論(1)
尾ヒレを失い人工のヒレを取り付けたイルカと少年の交流を実話に基づいて描いた日本未公開作の続編。
前作はだいぶ前に見たが、なかなか面白く、ファミリー・ムービーとして好編だった。
その続編。実話に続編なんてあるの??…と思いきや、今回も“本当にあったお話”。
あれから数年後。イルカのウィンターは水族館の人気者で、ソーヤー少年も立派なイルカの世話係に。
ある日、ウィンターのペアだったイルカが死亡。
法令で、イルカを一頭だけで飼育する事は出来ない。
ウィンターとペアになるイルカを探す…。
水族館ではちょうど、“マンディ”と名付けられたイルカを保護していた。
マンディとペアを!
が、マンディはもう元気に回復している。それはつまり、自然に帰さなければならない。
何の問題もなければ自然に帰すのは当たり前。ウィンターとペアにしたいというのは人の勝手。
帰す日。マンディは元気に海に帰って行き、仲間と合流。水族館一同も歓喜。これで良かったのだ。
ウィンターとペアになるイルカがなかなか見つからない。
そんな時、“希望”が現れる。
小さなイルカが保護され、“ホープ”と名付けられる。
どうやらはぐれ子イルカで、自然に返しても一人で生きていけるか難しく、水族館で飼育する事に。
遂に現れたペア相手!
ホープの回復を待って、いよいよ2頭の対面の日。
まさかの事態が。お互いを警戒し合い、拒否。
ソーヤーには海洋動物を学ぶ大学から誘いが。ウィンターの事が気になって、返事が出来ぬまま。
お互いを受け入れ、ウィンターとホープはペアになれるのか、ソーヤーの旅立ちは…?
ファミリー・ムービーなので、オチはその通り。
実話とは言え展開は甘々で都合もいいが、前作同様、ハートフルに楽しめる。
イルカの為に奔走する人たちに、素直に人の善意を感じさせてくれる。
監督もキャストも続投。皆のこの作品やイルカへの愛情を感じた。
意外なサプライズゲストが。『ソウル・サーファー』として映画化された事もある、片腕を失った女性サーファー。ハンデを抱えた一頭と一人の“共演”ならぬ“共泳”。
今作もイルカたちは本人による好演。
ずっとペアだったイルカが死ぬ前からウィンターの様子はおかしかった。
ペアの死を察知していたのか。
独りになってから元気を無くす。
仲のいいソーヤーの前で暴れてしまう。
イルカだって同じ。感情があるのだ。
だからきっと感じているだろう。
晴れて新しいペアとなったホープと出会えた喜びを。
暫しの間、旅立つソーヤーとの別れを。
人工ヒレ装着に、ペア探し。
劇的な出来事が起こる当水族館。
もし次があるとすれば、水族館初の子イルカ誕生とかかな…?